ハイサイ!
設計の岸田こときっしゃんです。
先日、南城市の「丘に向かってひらく家」の棟上げをさせて頂きました!
360°周囲を丘に囲まれた、沖縄では珍しに、リビングやダイニングの配置をご提案していきました。
私は、設計のコンセプトが明快にでる棟上げ直後の梁と柱が現わしになったこの時が一番好きです。
プランニングでひとつネックになったのは敷地が台形のような形状をしていることです。
木造は正方形や長方形を組み合わせてプランすることが多いのですが、今回は壁を敷地境界線に合わせて55°斜めに傾けることで、敷地を目いっぱい有効利用し、ゆっくり遊べる庭のスペースをつくりました。
さらに丘を望む2階にはボルタリングウォールのある吹き抜けに面して3人が座れる長いスタディーカウンターを設け、1・2階のリビング空間の一体感を感じられるように計画しました。
吹き抜けのあるLDKを中心に小上がりの畳コーナーや大容量のファミリークローゼットを設けたり、延べ床面積30坪とは思えない広さと開放感、そして遊び心を感じさせるような工夫が随所にこらしました。
いつも自然を身近に感じ、元気いっぱいの子供達と共に、家族の時間を紡いていける素敵な家になりますように、お客様と打合せを重ねながらさらにブラッシュアップしていきたいと思います!
きっしゃん