アフターコロナを見据えた家づくり
コロナ禍での設計の中、ウィルスから家族を守りながら、デザインや快適性等の理想を実現する家づくりをお客様と一緒に検討しながら進めていきました。
コロナ対策としては、
1)ウィルスを水廻り動線で除去し、居室エリアに持ち込ませない。
2)採光・換気が十分に行える事
3)テレワークや自宅待機に対応に対応でき、家族の絆が深まるプランニング
4)万一感染した時の為に、隔離できる部屋を設ける事
の4点に重点をおきました。
その結果、収納・水廻り面積は大きくなりましたが、帰宅してから順序良く手洗い・うがい→物品の整理→収納をしてからLDKエリアに入るようになり、余分なアイテムをほとんど持ち込まないいつもきれいな状態をキープする事が出来るプランになっています。
外観はキューブを立体的に組み合わせながら、水平ラインで輪郭をシャープに見せるスクエアモダンスタイルです。木造住宅ですが、ミニマルなRC造のような外観に見えるようにディティールをシンプルに納めています。外壁を白とダークブラウンの2色に絞り、ブラックのアルミサッシを使うことで全体を引き締め、モノトーンで洗練された印象に仕上がっています。
LDKは間口4.5M×9.1Mで広々感じるワンボックスの無柱空間にしています。スタディカウンターやTV収納は空間と一体になるように造り付けています。収納量をアップさせながら片づけやすさも向上し、デザイン的にもシンプルですっきりと納まります。
さらにリビングの上部に6帖の吹抜けを設けることで、開放感に溢れた空間になりました。上階のセカンドリビングとのコミュニケーションもはずみます。
ブラックのサッシに合わせて手摺やキャットゲージなどの金物は全て鉄工所でオーダーしブラックで統一しました。モノトーンの空間の輪郭がよりくっきりシャープになります。手摺のフロストアクリルパネルから拡散する優しい光が硬質な空間に柔らかさを加えています。
夜は電球色の光と間接照明で暖かい雰囲気に。照明の回路を細かく分けて調光・調色できるようにすると、シーン合わせた最適なライティングが楽しめます。
モノトーンのLDKの中でシックなエイジング調のダークブラウンの床が映えます。
階段の下を有効利用もポイントです。特にリビング階段の場合はLDKの中心に設ける事が多くアイデア次第でとても素敵なスペースになります。今回は家族である猫ちゃんのためにキャットゲージを設けました。いつもみんなが通る場所にあるので、猫ちゃんもさみしくないですね。
キッチンからママ目線でリビングを見たところ。ワンボックスの広々LDKなので、家族がどこにいてもわかります。小さいお子様がいても安心ですね。
キッチンの中の雑多なものが見えないようにセミクローズドのスタイルを採用しました。急なお客様でも慌てて片付けなくても良いのでゆとりが生まれます。カウンター越しにお茶を出したり、おしゃべりもはずむ事でしょう。また、ダイニングの背面にはスタデイカウンターと本棚を設けました。子供の勉強を見たり、テレワークも対応できます。
2階には多目的に使えるセカンドリビングを設けました。リビング上部は6畳大の吹き抜けになっており、上方からの採光と換気を効率よく行えると共に、上下階が繋がる事で豊かなコミュニケーションが生まれます。
セカンドリビングは10帖ほどありますので、お子様が大きくなった時に順に間仕切って、最大2部屋増やす事もできます。それまでは、音楽室や夜寝る前の団らんなど自由にお使い頂けます。
眠ることに徹した寝室。人は人生の1/3を眠って過ごすことを想えば、眠りの質にもこだわりたいですね。
お料理が好きなご主人セレクトの2列式スペシャルキッチン。モダンでシャープそして機能性。家のコンセプトがキッチンにも反映されています。今日はどんなお料理を創ってくれるのかご家族も楽しみですね。
洗面・洗濯・家事・脱衣全ての機能を凝縮しつつ使いやすさにこだわったオールインワンのサニタリースペース。サニタリーとクローゼットとキッチンは回遊動線で繋がっているので、家事がとってもスムーズです。
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初めての家づくりで分からない事が多いと思いますが、お客様に安心していただけるように多くの情報を提供します。まずはお気軽にお問合せください。
一級建築士/一級施工管理技士 代表 岸田 匡史(きしだ まさふみ)
TEL:098-996-4810 (営業時間:08:30~18:00)
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