敷地が前面道路から２M以上高く擁壁が必要な敷地の為、建物と一体でRC造とすることでデザインとコストを両立させるように計画しました。
クライアントの理想の空間を構想しながら構造フレームがそのまま外形と内部空間となる明快な構成とすることで、家族のライフスタイルと建築がひとつと感じられるような住宅になっています。
吹き抜けに設けられた軽快な鉄骨階段と伸びやかな勾配天井がかかるリビング・ダイニングを中心に、２階のセカンドリビングや各室が繋がる開放的な構成の中で、RC打放しの重厚な構造壁が空間を引き締めながら緩やかに繋がっています。
外観
全体はキューブを組み合わせたようなシンプルな構成になっています。
駐車場の上部を跳ねだして浮かせることで、重厚な質感の打ち放しのボックスに軽やかさを加えました。
白い壁の中に対してRC打放しのボックスがアクセントになっています。
エントランス
エントランスを街と家を繋ぐブリッジとして建物と一体で計画しました。
奥の格子のスリット越しに見えるプライベートな庭園から、ポーチ、階段と緩やかに街と繋がります。
リビング
20帖のLDKには、大きな勾配天井がかけられ団らんする家族を包み込みます。
天井に伸びていく間接照明の柔らかな光と、重厚で無機質なコンクリート打ち放しの壁面がコントラストを見せながら、空間に落ち着きと個性を与えています。
セカンドリビング
吹き抜けに面してLDKを見渡せるセカンドリビングを設けました。
家族の様子を見ながら、自由な発想で使える多目的なスペースです。
キッチン・ユーティリティ
家事がしやすいように水廻りをキッチンの北側に直線状にレイアウト
玄関・ホール
ホールの吹き抜けに圧迫感が少なく、視線を通す軽快なスチール階段を設けました。
上部はハイサイドライトになっており、暗くなりがちな家の中心に光と風を導きます。
玄関の左には大容量のシューズクローゼットがあります。
寝室・洋室
10帖の寝室は床に合わせたダークブラウンと間接照明で落ち着いた雰囲気に。
洋室には大きな葉柄のデザインクロスをチョイス。遊び心あるリゾートのテイストでコーディネートしました。
洗面室・トイレ
頻繁に使う水廻りこそ、デザイン性を大切にして気持ち良いスペースに。
洗面台やトイレのカウンターは造り付けとし、全体のデザインを統一しました。
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初めての家づくりで分からない事が多いと思いますが、お客様に安心していただけるように多くの情報を提供します。まずはお気軽にお問合せください。
一級建築士/一級施工管理技士 代表 岸田 匡史（きしだ まさふみ）
TEL:098-996-4810 （営業時間：08:30～18:00）
901-0241 沖縄県豊見城市豊見城574-20 がじゅまるビルヂング102
建築士事務所登録番号 沖縄県知事登録 第192-3533号
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