沖縄で新築を建てるにあたり、2階建てか平屋のどちらかを建てるか、悩んでいませんか。都心など土地代の高い場所では、2階建てを建てる方が圧倒的に多いのですが、広い土地があって、ゆったりと生活をしたい方は、平屋を選択しています。現状の生活環境に合わせるだけでなく、将来的な事も考えると、平屋の方がおすすめとも意見はありますね。新築で平屋を建てるか悩んでいる方へメリット・デメリットについて紹介していきます。
新築で平屋を建てるメリットとは?
平屋は構造的に強い
平屋は構造がシンプルなので、2階建てと比べて頑丈だと言えます。また、平屋は高さが無い分、台風や強風でも風が当たる面積が少ないため、揺れにくくなります。
部屋間の移動がしやすい
平屋のメリットは移動が楽だということが一番です。2階への移動が無く、寝室、トイレなどの移動が楽になります。特に老後は2階の寝室への移動が困難になるため、将来的な面で平屋の方がメリットはあります。
騒音が少ない
2階建てとなると、上からの騒音が気になるという方もいます。平屋でしたら、2階からの騒音の心配はありません。
メンテナンスしやすく安い
家を建てた後、外壁の塗装など、数年ごとにメンテナンスが必要になります。塗装を行う際に足場を建てるとメンテナンス費用は高くなります。2階建ては足場が必要になりますが、平屋だと足場が必要になりませんので、メンテナンス費用が安くなります。数年ごとにかかる費用を抑えられることがメリットです。
平屋のデメリット
では、平屋のデメリットも知っておきましょう。デメリットと知った上での対策や事前の納得があれば、平屋を建てた後に、こんなはずではなかったと思えるはずです。
平屋の方が建築費は高くなる
平屋と2階建ての建築費を比べると、平屋の方が費用は高くなります。それは、基礎の面積や屋根の面積が2階建てと比べて2倍になるので、その分、建築費用がかかります。ただ、単純に2倍になるというわけではなく、土地代の高いところは、建築費より、土地購入代がかかることが大きなデメリットです。
日当りが悪くなる
平屋のデメリットで、住宅地の平屋は周りの上が日光を遮るため、日当たりが悪くなります。また、採光を考えた家の向きや天窓の設置がなければ、日当たりが悪いと言えます。
2階建ての隣家からの視線が気になる
周囲が2階建ての家ばかりの場合、上から見下ろされているようになるので、視線が気になります。洗濯物の干場なども考えなければいけません。近隣からの視線が入らないように、曇りガラスの窓やカーテンを設置が必要になります。
防犯対策が必須
平屋だけでなく、2階建ての家も防犯対策は必要ですが、とくに平屋には厳重な防犯対策が必要だと言えます。暑いからといって、窓を開けっぱなしで寝ることは危険です。また、人の気配が分かりやすい窓でカーテンの設置は、泥棒に入られやすい家になりますので、防犯対策を考える必要があります。
屋根断熱が必須
紫外線が強い沖縄で、平屋の場合、部屋全体が暑くなります。そのため、屋根の断熱が必須とも言えます。
ハルモデザインの木造平屋の建築実績
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一級建築士/一級施工管理技士 代表 岸田 匡史(きしだ まさふみ)
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