木造住宅の豆知識

沖縄でZEH住宅を建てるためには

沖縄でZEH住宅を建てたい方やZEH住宅を知りたい方へ

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、住宅の高断熱化と高効率設備により、快適な室内環境と大幅な省エネルギーを同時に実現した上で、太陽光発電等によってエネルギーを創り、年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅です。経済産業省 資源エネルギー庁HPより

経済産業省では、「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」を目標とし、普及に向けた取り組みを行っています。そのため、ZEH住宅がこれからの家づくりの基準となる事は間違いないと言っても過言ではありません。また、ZEH住宅を基準にすることにより、様々なメリットを受けることができます。沖縄でZEH住宅を建てたい方へZEH住宅を建てるためのステップやZEH住宅についての説明を行います。

経済産業省 資源エネルギー庁のHPで、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について、詳細が見えます。

STEP1:プランニングと環境計画をトータルでデザインする

HARMO designでは、それぞれの環境に合わせて、まず一次エネルギーを使わない自然の通風などによる快適な住宅をプランニングします。その上で、できるだけエネルギーロスをしない高い環境性能をもつ躯体をつくり、効率的な空調機器を使用した際にご家庭で使用される一次エネルギーを省エネ計算プログラムで算出し、目標数値を設定します。目標数値で必要な太陽光パネルの大きさを決定し、ご家庭で使うエネルギーをトータルでゼロにします。

STEP2:遮熱・断熱を強化し環境性能を高めます

1.空気を循環させる通気工法

沖縄は年中湿度が高く、壁内の空気を循環させないとカビが生える原因になります。通気工法では躯体と外壁の間に18㎜の通気層を設け、自然の風の対流により常時換気します。外部や室内で発生した湿気を外部にすみやかに排出することで、壁の中の木材の適切な乾燥状態を保ち躯体の耐久性を高めます。また通気層による遮熱効果により、外気温の影響を少ない省エネで安定した室内環境をつくります。

亜熱帯の家屋は古来から高床式になっています。これは、鼠やシロアリの被害から建物をまもり、湿気を溜めないように床の通気を良くすることで、木材の腐食を防ぐと共に風が通る快適なすまいとしているのです。現代でも発想はまったく同じですが、シロアリから家を守るため土間コンクリートを床下全面に打つ工法ベタ基礎となっています。建物の荷重も均等に分散されるので、軟弱地盤でもRCのように杭を打つケースはまれです。さらに土台の下に全周通気パッキンを設けることで、風の向きに関係なく常に床下を換気することができます。土台を腐食からまもり、水分が好きなシロアリを遠ざける先人の知恵を現代の技術でさらに進化させた木造住宅です。

2.遮熱により日射をカット

屋根

夏場の車の中を思い出してください。熱が溜まった車内、ガラスはパネルヒーターのように熱くなり、常に差し込む直射日光で冷房がきくまでかなりの時間がかかった経験があるかと思います。住宅も全く同じです。容積が大きい分、空調エネルギーと時間はさらにかかります。これを避けるには、日射をシャットアウトすること、風が通る家にすることが重要です。ZEHでは屋根の棟換気工法を採用することで、軒裏から空気を取り込み自然対流により、速やかに熱気を排出します。さらに野地裏に断熱材(スタイロフォーム50㎜)とその間に通気層を設けることで、屋根からの熱の侵入をシャットアウトしています。また、屋根断熱では小屋裏をロフトとして収納や部屋として有効に使うことができます。

軒・庇

沖縄の古民家には、アマハジ(雨端)という縁側空間があります。この場所は、玄関でもあり、客をもてなしたり、くつろいだり様々な使いかたができる多目的な半屋外空間でした。環境計画からみると、この軒によって直射日光が室内に入り込まず、また雨が木の軸組にかかるのをさけるようになっています。現代版アマハジをつくったり、花ブロックや木のルーバーで目隠しをしながら風を通したり、快適で豊かな家を創る為の様々なご提案を致します。

キューブ型のデザインや条件により効果的な庇をかけられない窓もあります。そんな時は、Low-Eガラスの出番です。特殊金属膜効果で、室内の明るさはそのままに、夏の強い日差しを約60%カットし、冷房効果を高めます。また紫外線も80%カットしますので、人体や建材の日焼けを大幅に軽減してくれる優れ物です。

3.断熱により冷房効率を向上

屋根・壁・窓

クーラーボックスに入っている氷は何時間でも溶けません。これは、周囲に断熱材が入っているためです。建物・住宅も断熱材を入れなければ、冷房の効きも悪くなり、寒い冬場を過ごさなければなりません。沖縄県は年間の平均気温が高いのでZEH基準として断熱性能の指定はありませんが、冷房効率をあげ、冬場暖かく過ごして頂くために天井にスタイロフォーム50㎜、壁に高性能グラスウール100㎜を充填、さらにサッシに複層ガラスを使用していますので、年間通して快適な環境で過ごして頂けます。

STEP3:省エネ機器を導入します

HEMS(Home Energy Management System)

HEMSとは家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。HEMSを設置したZEHの住宅では、HEMSによって、きめ細やかな電気の使用量が把握でき、省エネ目標の設定も可能で、家電・住宅設備を自動制御することも可能です。2016年に電力小売り自由化が実施されました。これにより、電力会社から、さまざまな時間帯別料金メニューを選択できるようになります。今後設置が進むスマートメーターとHEMSが連携することで、電力料金が安い時間帯に合わせたおトクな電気の使い方や、電力の受給状況に合わせた自動制御など、無理がない節電が可能になります。HEMSで家計にも環境にもやさしい暮らしを始められます。

オール電化(IHコンロ・エコキュート)

オール電化とはガスをまったく使用せず、住宅設備を全て電気によって動かすことです。メリットとしてまず挙げられるのは、ガス代が無くなり電気に一本化されることによる光熱費の削減です。ガス代がひと月6000円を超えるご家庭ではその恩恵はより多く得られるでしょう。また、沖縄電力の場合、夜間の電気代が1kWhあたり10.97円に下がるので、エコキュートのように夜間のうちにお湯を沸かし貯めておくシステムを導入することで、安くお湯が使えるようになり、光熱費の削減につながります。

ガスコンロから火を使わないIHクッキングヒーターに変更することによる、安全性の向上も忘れてはいけないメリットのひとつです。その他にも、ガス漏れの危険性などが無くなりますので、小さいお子様のいるご家庭や、高齢者の方にも安心です。加えて太陽光発電とオール電化を同時に設置した場合、お互いのデメリットをお互いが補いあうという利点がでてきます。太陽光が発電した電気を使うことによって、オール電化の導入によって値上がりした昼間の電気代を使わなくて済みます。オール電化の導入によって1kWhあたり38.65円まで高くなった電気を買わずに済んでいると思えば、今度は逆に、昼間は太陽光発電で生み出した電気を使うことでとてもお得に感じられるのです。

オール電化導入のデメリットとして、初期導入費用がかかることが一番のネックなのではないでしょうか。現在、CO2削減を掲げる国の政策により経済産業省の採択を受けることにより補助金が75万円支給される制度がありますが、現在の申し込み情報(H29年6月)では3700件の枠に対して、申請件数は1230件と1/3程度にとどまっています。申請すればもらえる状態ですのでご検討されてる方は枠がなくなる前に申請されたほうがいいでしょう。またHARMO designでは、標準仕様でZEHと同レベルの断熱・遮熱性能をもたせていますので、躯体性能を向上させる費用がほとんどかかりません。弊社では導入費用の見積もりから、初期費用回収までの年数、毎月の光熱費のシュミレーションなどお客様をトータルでサポートいたします。

STEP4:太陽のチカラで発電する

太陽光発電システム

私たちの身近にあり、最もクリーンで信頼性の高い発電資源が太陽です。太陽光パネルをはじめ、太陽熱温水器や風力発電なども太陽があってのものです。また、地球環境にもたらす効果は大きく、石油消費を年間784.1L削減、Co2を580.8kg(森林面積5963㎡)削減することになります。ひとつの家でこれだけの効果が期待でき、さらに光熱費の節約にも繋がります。太陽光発電システムは、電力会社と相互にやりとりできる仕組みになっています。発電量が多い昼間は余った電気を電力会社に売ることができ、夜間や雨の日など発電量が十分でない時は必要分を電力会社から自動的に供給。電気を無駄なく使えるから経済的です。

蓄電池

安全・長寿命の「蓄電池」との組み合わせで、突然の災害による停電など、もしもの時も電気を使えて安心です。さらに、太陽光でつくった電気を蓄えることで、より効率よくエネルギーを使うことが出来るので、光熱費の削減も期待できます。現在、電気料金は値上がり傾向にあります。おトクな夜間の電力をためて晩に使いつつ、昼間は太陽光で発電して余った電気を優先的に売電することで、光熱費を大幅に削減することも出来ます。

太陽熱温水器

オール電化を導入しない、初期投資をあまりかけたくないというお客様でもZEH仕様にすることができます。その提案の一つとして、太陽熱温水器があります。沖縄は冬がほとんどないので太陽熱で年中お湯をつくることが出来ます。人数が多くお湯をよく使うご家庭ではかなりメリットがあると思います。初期導入費用もオール電化を導入する費用の半額程度で済みます。デメリットとして、沖縄は台風が多いので、強風で飛ばされることのないような取り付け方をする必要があります。

沖縄でZEH住宅を建てる事で快適な住まいを手に入れることができます

ZEH住宅を建てるためには、4つのSTEPが必要になりますが、どれも快適な家を造るために必要なものです。快適な暮らしと、電気代0円になるための設備の導入で、かなり資産価値の高い家を手に入れることができます。HARMO designでは、木造注文住宅HARMO ZEHというプランを提供しています。ZEH住宅を建てたい方は、ZEH基準の家づくりを知りたい方へ、周知・普及に努めてまいります。ZEH住宅の事なら、是非、当社へご相談ください。

ZEH公表資料

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一級建築士事務所 HARMO design(ハルモデザイン)
一級建築士/一級施工管理技士 代表 岸田 匡史(きしだ まさふみ)
TEL:098-996-4810  (営業時間:08:30~18:00)
901-0241 沖縄県豊見城市豊見城199-C-2
建築士事務所登録番号 沖縄県知事登録 第192-3533号

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【木造注文住宅 HARMO houseシリーズ】

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